6600系引退

 1978(昭和53)年に瀬戸線の架線電圧1500V昇圧とその後の栄町乗り入れ対応車両として瀬戸線に新製投入された6600系。

 約35年間瀬戸線一筋で活躍してきましたが、後継のステンレス車4000系の増備に伴い、2013年3月3日をもって最後まで残った6601F+6604Fが引退することになりました。(瀬戸電ニュースから引用)

 瀬戸電愛用者としてはこのまま見過ごす訳には成らず、焦って写真を撮る事となった、”栄駅”から”尾張瀬戸駅”の間でどこかで走っている一両編成が いつ 何処を通過するのかは分からない、長期戦を覚悟でカメラを持って出かけた。

 ところがデス ステンレス車4000系が通った直後 逆方向から来た列車がお目当ての6600系であった、心の準備も撮影場所もアングルも決まる前に来てしまった。カメラの設定は連写にしてあったので取り敢えずシャッターを切った。 実は 10日程前 瀬戸電に乗る用事が有った もし 6600系に出会う事があれば写しておこうとカメラを用意して出かけた、その時も反対ホームに入ってきたのは6600系 すぐに発車したため写せたのは後ろ姿だけであった。なんとなく縁の有る列車である。1時間は此の後撮影チャンスは無くなるので撮影はやめた。

 最後の別れを惜しむ大勢のマニアが線路沿いには 総勢 見渡せる範囲にはざっと数えて5名程居た、本番は 3月3日である 尾張旭駅ホームへの入場券(前売り)は買ってあるが、都合ににより行くことは出来ない 従って昨日天気がよかったので撮影に出かけた。

 多分 この車両は 尾張旭駅と旭前駅との中間にある検査場の様な所で解体されると思われる、この時が最後のチャンスに成る。